尖圭コンジローマの治療は、薬または、外科的治療が主になります。

外科治療は、尖圭コンジローマを物理的に取り除く手術による治療で

液体窒素による凍結手術、電気焼灼手術、レーザー光線蒸散手術などがあります。

これらの外科手術は保険適応にもなっておりますが

患部が広いと特に痛みや再発の懸念がありました。

そこで、薬での治療も併用されることがあります。

薬での治療は、DNAの生成を阻害する抗がん剤で使われる

塗り薬を使うことがあります(5-FU軟膏(協和発酵)、ブレオS軟膏(日本化薬))。

また、抗ウイルス剤などを使うこともあります(これらは保険適応外)。

また、2007年12月10日には、保険適応の尖圭コンジローマ治療薬として

ベセルナクリーム5%(一般名:イミキモド(持田製薬)が発売されました。

なお、患部の範囲や重症度、治療方法、薬によっても異なりますが

治療費の目安は、保険適応の自己負担額として5,000円から8,000円ぐらいです。